鑑賞できる伝統工芸品紹介(今月のWABSCサービス)
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鑑賞できる伝統工芸品紹介(今月のWABSCサービス)

鑑賞できる伝統工芸品紹介(今月のWABSCサービス)

施設ニュース2023/06/09
アスデンシア京都嵐山で、鑑賞できる伝統工芸品が変わりましたので、ご紹介いたします。
(敬称略)


1:嵯峩螺鈿 野村 Vison-Visu S
嵯峩螺鈿 野村は、京都にて 1910(明治43)年創業。螺鈿の製造から対面販売まで一括して行う全国でも数少ない工房です。Pierre Charrié とのコラボレーションから生まれた、パリのデザイナーの斬新で感性豊かな発想力からデザインされたスタンドミラーを鑑賞できます。

2:谷口良孝 蒼釉刻茶碗
陶芸家谷口良三氏を祖父に、谷口正典氏を父にもち、京都府立陶工高等技術専門校や京都市工業試験場で修業。「深海の遺跡」をテーマに作品を制作しており、風雅な香りと優しさをそなえた作風は見ている者の心を落ち着かせます。

3:中村譲司 覆黒銀彩 茶器揃
重厚な黒を基調とした茶碗、淡い翠の線の細い花器など、中村譲司の作品は多様性に富み、同じ作り手のものとは思えないほど。ぷっくりとした丸みを帯びた形状に、黒・藍に銀色の落ち着いたきらめきが差す調和のとれたコントラストを生む人気作品を鑑賞できます。

4:日?屋 蛇の目傘 中入 赤白
160年前から5代続く京和傘の工房。現在でも骨組み作りから天日干しまで手作業で和傘作りを行っています。鑑賞できるのは番傘に比べて細身で繊細な雨傘で、44本の竹骨が作り出す軽やかなシルエットは、男女問わずお薦めです。

5:高木岩華 唐獅子牡丹文壺
京都府立陶工高等技術専門校で焼き物の基礎を学び、沖縄読谷山焼 山田真萬氏、父の5代目高木岩華氏に師事しました。同氏の作品の特長は、程よい器の厚みと手触り。日常に使いやすい作品作りに心掛けています。京都伝統陶芸家協会員の作品です。


どれも素敵な作品ですので、ぜひご覧ください。